【Mestre Kinha】
1969年生まれ:CapoeiraBesouroHwaiiの最高指導者(カポエィラマスター)
7歳のときに、リオデジャネイロのQuitungoで、Mestre Beicolaの元でトーレーニングを開始。
継続してカポエィラを研究し、1990年にProfessorの資格を得ました。
1991年にリオデジャネイロでカポエィラのチャンピオンとなり、翌年にはブラジルの全国大会で
トップ10のうちの1人になりました。
1994年に、Mestre Beicolaから”Cordel de Mestre”として認められました。
1990年以降、リオデジャネイロでいくつかのカポエィラスクールを率いてきました。
現在スクールは、生徒達(※)によって受け継がれています。
また、バイーアでも教えていました。
(※)・・・Mestre Naja、Mestre Barra-Mansa、
Contra-Mestre Tininho、Professor Gringo
1999年にMestre Beicolaのアカデミーにて、ワークショップを行うため、米カルフォルニアのPalo Altoを訪れました。
その後、Capoeira Hawaiiとして知られているカポエィラスクールを手伝う為に、2001年に
アメリカへ戻ってきました。
2004年まで、そこでクラスの指揮をとり、同年、自身のスクール「Association of Capoeira Besouro, LLC」を設立しました。
【School Phylosophy】
Capoeira Besouroの哲学
Mestre Kinhaの指導のもと、
①トレーングを通じて、規律、史実、そして自分自身とカポエィラコミュニティに対する
敬意を発達させ、
②アカデミーのカポエリスタの仲間達との友情を築き、
③他団体のカポエリスタとの積極的な交流を通じて、世界的に成長しているカポエィラの
コミュニティーをますます強化していくことです。
【Capoeira Besouroのシンボル】
カポエリスタが洗礼を受けたときに身につけるベルト【'Cordel】に囲まれています。
シンボルの中心には、カブトムシとして知られる【Besouro】が置かれています。
その中にはカポエィラにとって必要不可欠である
「音楽」のリズムを支える'atabaque(アタバキ=太鼓)'と、
2つのberimbau(ビリムバウ=弦楽器)が クロスして描かれています。
【” Besouro”の由来】
besouro'という言葉はCapoeiraがまだ違法であった1800年代後期に冷酷で獰猛で
有名な伝説のカポエリスタ、Besouro Mangangaから来ています。
警察が急襲したとき、Besouro Mangangaは、もみ合いの中消えていき、人々は
そのとき一匹のカブトムシが飛んでいくのをみたといいます。
伝説によると、Besouro Mangangaは、警察の手から抜け出し、囚われの身から逃れるために、自身の体を「カブトムシ」に変えたのだと伝えられています。
【現在】
Mestre Beicolaは1979年の4月にグループを立ち上げ、すでにMestreとなりCapoeiraを
続けている何人かの生徒たちと共に、リオデジャネイロでとても強い Capoeiraスクールを
築いてきました。
Mestre Anjo, Sidinho, Sardinha, そしてKinhaはみな、ブラジルでCapoeiraを
教え始め、Capoeira Besouroの伝統を受け継いできました。
Mestre BeicolaはカルフォルニアのPalo Altoに移り、Capoeira Narahariとして
Capoeiraスクールを率いています。
Capoeira BesouroはMestre Beicolaの多くの生徒たちによって、活動が続いています。
リオデジャネイロにいくつかのスクールがあるだけでなく、ロサンゼルスにはMestre Batataと
元で、ハワイではMestre Kinhaの元で指導が行われています。
また、オークランドやイタリアにもスクールがあります。